體と骨と健康

”體”という漢字、何と読むかご存知ですか?

実は”からだ”と読みます。

骨が豊かと書いて体と読むとは如何に骨が

体に必要なのかを感じさせる一文字です。

 

漢方の世界では腎と呼ばれる臓器が老化と

深い関わりがあり、腎と関係の深い体の器官が

骨と考えられています。

また、最近の研究に於いても、骨は単に体の

骨格を支える物ではなく、アンチエイジングに

関係が深いホルモンなどを分泌していることが

明らかになり、一つの臓器として捉えるべきだと

いう見解が高まっています。

 

白髪や健康なお肌の為にも非常に重要な役割を

果たす為、骨の丈夫に保つ事がとても大切に

なります。

オステオカルシンと呼ばれるアンチエイジングホルモンは

骨を刺激する事によって分泌が促進されます。

軽いジョギングや縄跳び、踵を少し上げた状態から

力を抜いて床に落とす踵落とし運動などがお勧めです。

 

冬は特に腎に負担のかかりやすい季節です。

しっかりと養生したいですね。

 

むらた