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冬の養生のコツ

12月も折り返しが近づいてきましたね。

今年はコロナも落ち着き、12月は外食や

人と会う機会が多い方も多いのではない

でしょうか?

しかし、同時にインフルエンザを始め

体調を崩されている方もとても多いと

感じています。

今回は冬を元気に乗り切る為の漢方的冬の

養生法をお伝え致します。

 

漢方では季節を陰と陽の2つに分けて捉えて

います。春夏は陽、秋冬は陰の季節となります。

気温が下がり体の活力や免疫力も低下し易い

季節となります。

この時期の養生法はとにかく無理をせずに

体に必要な気血を失わない事が重要と漢方では

考えます。

日照時間も短く夜が長くなりますので、睡眠時間も

春夏よりは長めに取って頂いて激しい運動による

気血の消耗を防ぐ生活が重要になります。

しかしながら、現代社会においては

12月から1月にかけてはイベントも多く外出する

機会も多く、暴飲暴食をしがちにもなる為

とても体に負担がかかりやすい期間と言えます。

また、今年は特に気温差が激しい秋冬になって

いますので、環境ストレスによって自律神経の

バランスを崩されている方もとても多い様に感じます。

養生とのバランスをとりながら、イベントを楽しんで

過ごして頂ければと思います。

食べ過ぎた次の日は軽めのお食事で済ませたり

入浴することでしっかりと疲れをとったりと

工夫をしながら生活を送る事が重要かと思います。

 

漢方では肺と呼ばれる呼吸器系が免疫をコントロール

しています。肺には白色の食材が良いとされて

います。豆腐や白菜、白胡麻や大根や蓮根などが

お勧めです。

また漢方アロマの香りは免疫力を高める為に非常に

有効です。awareの商品では、肺や季節のブレンドを

ディフューザーなどで拡散して頂くと

感染症予防にはとても有効です。

 

残り半月、元気に乗り切りたいですね。

 

村田