養生 · 2026/02/13
食養生における注意点 食養生を実践するうえで最も大切なのは、「何が良い・悪い」という固定的な価値観ではなく、その方の体質・体調に合っている かどうかを基準にすることです。 漢方では、食材にはそれぞれ「寒・熱・温・涼」といった性質や、五味(酸・苦・甘・辛・鹹)などの働きがあると捉えます。そ...

養生 · 2026/01/25
前回の記事では「食養生の基本のき」として、体を整えるための土台となる考え方をお伝えしました。 今回はその続きとして、今日からすぐに実践できる食養生についてお話しします。 内容自体は、どこかで一度は聞いたことのある、とてもシンプルなものです。 しかし、シンプルであるがゆえに軽視されやすく、同時に最も効果的で重要な養生法でもあります。...

養生 · 2026/01/20
年明けの1月は、お正月のご馳走や生活リズムの乱れによって、知らず知らずのうちに胃腸へ負担をかけている方が多い時期です。 その影響か、最近サロンでは「消化器系に対応するアロマブレンド」を選ばれるお客様がとても増えています。 特徴的なのは、ご本人にはあまり自覚がないケースが多いこと。...

養生 · 2026/01/09
年末年始のお休みも明け、本格的に新年の生活がスタートしました。 この時期、休暇中の生活リズムや食習慣は、実は「香りの好み」にもはっきりと反映されてきます。 サロンでも、ここ最近は消化器系に対応する香りを選ばれる方が明らかに増えています。...

養生 · 2025/12/20
― 現代生理学から紐解く、養生の知恵 ― 前回の記事 「先人達の観察眼 〜骨と腎〜」 では、 東洋医学において「腎」が骨や成長、 老化と深く関わると捉えられてきた 背景を、現代医学の視点から考察しました。 今回はその第二弾として、 腎と泌尿器系の関係 に焦点を当て、 先人達の洞察がいかに理にかなっていたのかを、...
養生 · 2025/12/17
緊張を解すには〜アロマセラピーと栄養学にみる相乗効果〜 「リラックスしたいならGABA」 「気分の落ち込みにはセロトニン」...

お手引き · 2025/12/06
心と体のつながりを取り戻すために サロンにヘッドスパを受けに来られるお客様のお悩みで、もっとも多いのが 眼精疲労 と 首・肩こり です。 こうした不調を抱える方の多くは、 「心が疲れている」という自覚よりも、 「体が疲れている」という感覚のほうが圧倒的に強い傾向があります。 例えば、ご自身の状態を数値化すると • 心の疲れ:5 • 体の疲れ:8...

養生 · 2025/11/27
東京都で2025年11月にインフルエンザの流行警報が発表されました。11月中に流行警報が発表されるのは16年ぶり、2009年以来となります。毎年、この季節になるとさまざまな感染症が流行しますが、そもそも、なぜ秋から冬にかけて私たちの免疫力は低下してしまうのでしょうか?...

お手引き · 2025/11/11
セルフケアをしていく上で大切なのは、「感性を高めること」です。ここで言う感性とは、芸術的な感受性というよりも、“今の自分に本当に必要なこと”を感じ取る力のこと。たとえば、「今の私にはどんな食材が必要だろう?」「今日はこれ以上頑張らず、しっかり休もう」といったように、頭で考える前に自然と気づける感覚。それが本来、誰もが持っている“自己調整の力”なのです。 しかし現代人の多くは、知らず知らずのうちに無理を重ね、その感覚が鈍く、時には麻痺してしまっています。仕事でのストレス、スマホの見過ぎ、お酒や暴飲暴食といった代償行為…。一時的には心を落ち着かせるように感じても、実は心身の声をさらに聞き取りにくくしてしまうこともあります。さらに、乱れた食生活も感性を鈍らせる要因です。化学調味料や保存料などの添加物は味覚だけでなく、脳の神経伝達にまで影響を与え、自律神経をはじめとした“感じる力”の働きを弱めてしまいます。 一方、先人たちは味覚や感覚を通じて自然とつながり、自らの体に合った食材を見極めてきました。たとえば「苦味」には、熱を冷まし、解毒する作用があります。沖縄で食されるゴーヤや、漢方薬の黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は、まさに“清熱”といって、体の炎症やのぼせを鎮める目的で用いられています。また、漢方の世界では塩味は「鹹味(かんみ)」と呼ばれます。この塩味には“軟堅散結(なんけんさんけつ)”といって、固まりや滞りをやわらげる働きがあるとされます。現代的に言えば、塩に含まれるマグネシウムが不足すると血管や筋肉が収縮して肩こりや頭痛を引き起こす一方、十分に足りていると筋肉の緊張がゆるみ、症状がやわらぐ——この作用と一致しているのです。 科学や検査技術がなかった時代に、こうした体の仕組みを“感覚”で見抜いていたことは驚きです。まるで野生動物が嗅覚や触覚を使って食べ物を見分けるように、人間にも同じ本能的な力が備わっています。ただ、今の私たちはその感覚が鈍くなり、疲れた時に甘いものを欲しても、それが本当に体が必要としているものではなく、“脳が一時的に求めているだけ”ということも少なくありません。 そんな時こそ、漢方アロマの香りが助けになります。香りは本能に直接働きかけ、私たちが本来持っている「感覚を取り戻す力」を呼び覚ましてくれます。嗅覚は人間の感覚の中でも最も早く発達した器官のひとつであり、“原始的な感覚”とも呼ばれるほど、生存に直結した重要な感覚です。心地よい香りを感じながら、深い呼吸をすることで心と体のバランスが整い、感性が少しずつ研ぎ澄まされていきます。 感性を高めることは、「自分にとって本当に必要なもの」を見極める力を養うこと。それこそが、真のセルフケアへの第一歩です。

養生 · 2025/10/31
秋の訪れとともに、日中の暑さも落ち着き、過ごしやすい季節になりましたね。ついつい夜更かしをして、秋の夜長を楽しみたくなる時期ですが、実はこの習慣が「自律神経の乱れ」を引き起こす原因になることがあります。...

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