養生

養生 · 2025/09/22
ここへきて気温が下がりはじめ、体調を崩される方が増えています。特に「疲労感」「風邪」「咳」「アレルギー症状」などを訴える方が多く、季節の変化が心身に影響を与えていることを実感します。...

養生 · 2025/09/17
まだまだ暑さが残る日々ですが、私たちの体はすでに秋へと移行しつつあります。この時期に「暑いから」と闇雲に水分を摂りすぎると、体内の水分代謝に負担がかかり、かえってだるさや不調につながることもあります。自然はすでに秋の気配を見せていますが、私たちの体は昨今の急激な気候変動に十分に順応できていません。だからこそ、かつての季節のリズムを意識しながら養生を取り入れることが、秋バテや体調不良を防ぐカギとなります。 秋と「肺」のケアの関係 漢方アロマヘッドスパでも、最近は「肺」と関わりの深い香りを選ばれる方が増えています。肺は免疫力を司る大切な臓器。夏の疲れが残ったままだと、風邪をひきやすくなったり、秋口特有のアレルギー症状が出やすくなったりします。つまり、肺のケアは免疫力アップや秋バテ予防に直結するのです。 この時期におすすめの養生法 冷たい飲み物を控え、常温の水や温かいお茶を選ぶ 朝晩の気温差に備えて首元やお腹を冷やさないようにする 梨や白きくらげ、はちみつなど「肺を潤す食材」を取り入れる 軽いストレッチや深呼吸で呼吸を整える 季節の変わり目におすすめのケア 漢方アロマヘッドスパは、癒しの時間を通して自律神経を整え、免疫力の向上をサポートします。心身のバランスを深いところから整えることで、秋バテを防ぎ、季節の変わり目を快適に過ごせるケアとしておすすめです。

養生 · 2025/09/06
かつて「体」は「體」と表記されていました。この字は「骨が豊かであること」を意味し、骨が健康の象徴として捉えられていたことを示しています。実際、骨は単なる体を支える構造ではなく、古来より「體(からだ)」の中心とみなされてきました。 漢方における「腎」と骨の関係...

養生 · 2025/08/22
蒸し暑い夏の夜が続きますね。寝苦しさでなかなか寝つけなかったり、途中で目が覚めてしまうことはありませんか?実は、質の良い睡眠のカギは「脳の熱を下げること」 にあります。 なぜ脳の熱を下げる必要があるのか?...

養生 · 2025/07/21
「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉を耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか。これは、頭が涼しく、足元が温かい状態が、全身の血流を整え、健康を保ちやすくする理想的な状態であることを表しています。漢方の視点から見れば、「気・血・水」が滞りなく巡っている状態といえます。...

養生 · 2025/05/17
今年も例年より早いタイミングで湿度の 高まりを感じます。梅雨の時期や 夏のはじまり、なんとなく 体が重だるい むくみやすい・やる気が出ない と感じることはありませんか? 実はこの時期の不調、漢方では 「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれる余分な 水分・湿気の影響と考えます。 湿邪とは? 〜カラダにたまる“内なる湿気”〜...

養生 · 2025/05/12
ゴールデンウィークも終了し 日常が戻ってきた方が多いのでは ないでしょうか? 長期休暇を取られた方はなかなか 生活のリズムを取り戻す事が難しく 感じていらっしゃるかもしれません。 特に近年は気候の変化が激しく年々 同じ生活を送っていても心身にかかる 負担が大きくなってきています。 今年の5月もお天気が不安定になる 可能性大です。ここ数日だけでも...

養生 · 2025/04/22
新年度が始まった4月も気がつけば 後半ですね。 生活環境が変わる方も多く、何かと 緊張やストレスを感じることが多い 季節かと思います。 漢方アロマヘッドスパを通じて感じる お客様の心身の状態についての一つに ご自身が感じている以上に疲労が蓄積 している方が多いという事実です。 香りの情報は本能によって嗅ぎ分けられて...

養生 · 2025/04/11
桜のピークも過ぎ新緑の季節へと 向かっていきます。 ヒノキの花粉がピークを迎え花粉症を お持ちの方は引き続き辛い日々が 続きますのでご自愛ください。 漢方の養生においては一つ先の季節を 見越した養生が重要視されます。 今の日々の過ごし方が次の季節での 心身の状態を作っていくと考えられて います。 花粉症を例に取りますと、冬の間に...

養生 · 2025/03/05
季節が逆戻りした様なお天気ですね。 まさに三寒四温による季節の移ろいを 感じます。 春は自然界では草木が芽吹く季節で エネルギーも外側へと向かいのびのび と過ごす事が養生のポイントとなります。 陽の季節となり、血流が良くなる春は 肝の働きが高ぶりやすく、胃腸の働きが 低下しやすい時期でもあります。 酸味の摂りすぎが肝の気を高ぶらせて...

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